Music like Schroeder-Headz
Schroeder-Headz
Schroeder-Headz(シュローダーヘッズ)は、日本のキーボーディスト・渡辺シュンスケによるソロプロジェクト。ピアノとベース、ドラムスのトリオ編成によるインストゥルメンタルバンドで活動する。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。
本項では渡辺本人についても記述する。
ソングライターやサウンドプロデューサーとしての活動のほか、サポート・キーボーディストとして佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド、堂島孝平、柴咲コウ、PUFFY、降谷建志、Coccoなど、数多くのアーティストのライヴやレコーディングに参加する渡辺シュンスケが、ジャズにとらわれない未来のピアノ・トリオを作ろうという目的で始めたポストジャズ・プロジェクトがSchroeder-Headz。エレクトロニカ、ブレイクビーツ、ポスト・ロックといった現代のポップ音楽を、ジャズやクラシックのフィルターを通して表現し、美しいメロディを奏でるリリカルなピアノを中心に、ベースとドラムが紡ぎ出すオーガニックなビートとプログラミングを融合させた独自のサウンドで話題となる。土岐麻子をボーカルに迎えた「土岐麻子 meets Schroeder-Headz」名義でライブを行うこともある。また渡辺のプロジェクトとしては、Schroeder-Headzのほかにオリジナルソングをボーカル&ピアノで披露するcafelonがある。
アメリカの漫画『ピーナッツ』に登場する、トイピアノを弾く少年「シュローダー」が名前の由来であり、「ピーナッツ」のアニメ作品で音楽を担当したヴィンス・ガラルディへの敬愛の意も込められている。